介護保険は記録が大事

こんにちは、kaigonomoriの住人です。

今回は先日の運営指導で、行政からアドバイスをお願いされた件について書きたいと思います。

デイサービスの運営は、思うがままに運営することはできません。介護保険という制度のもと実施されています。

だからこそ、解釈で物事を判断してはいけないと、僕は常に心がけています。

今回、行政側から指導のアドバイスを求められた内容としては、加算要件の中に「多職種連携」が求められている加算についてです。

算定要件の中に連携は求められているが、連携の記録を残すことは求められていない場合、多職種連携の根拠はどうなるのか?ということでした。

もちろん介護保険のサービスを実施するにあたっては、記録の整備が重要になります。

しかし、多職種連携の記録を残しなさいと文面化されていない以上、必ずやりなさい。とは言い切れないことも事実です。

結論からいうと、僕の考えとしては多職種連携が図られた記録を残す必要があると考えています。

なぜならば、サービス提供体制加算やADL維持等加算などと違って、口腔機能向上加算や栄養改善加算はプロセス加算になります。体制や結果を評価される加算とは違って、過程を評価する加算になります。

プロセスを評価する以上、要件の過程に求められている多職種連携の実施記録は残さなければいけないと判断しました。

しかし、今回のような議論を行政と円滑に行えたことはとても重要な時間になりました。

我々のように県内で最大規模のデイサービスが、行政にとって大きな影響力を与えていることを改めて感じました。その背景には、加算をフルで算定していることもあり、逆に行政が教えて欲しいというスタンスがあります。

改めて運営指導とは、互いに知識を身につけ、事業所と行政側の認識のすり合わせが行える素晴らしい時間であると感じました。

kaigonomoriの住人

投稿者: kaigonomoriの住人

どうもkaigonomoriの住人です。 kaigonomoriブログでは、kaigo全般のことを書いていこうと思っています。 主に介護保険法や障害者総合支援法についてドンドン情報発信していきます。 また、日常にある介護についてもお伝えしたいと思っています。 コンセプトは「皆さんの近くにkaigo」です。 ブログを通して多くの方が情報ツールとして通う場にしたいと思います!

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